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YOUR HANDSOMUSE STORY


ベルシオラは、半歩先を歩もうとする女性とともにあることを大切にしています。

そのため、「自分の人生を半歩先に進めた転機とそこに至るまでの過程や想い、
または半歩先の夢に向かっての決意や目標」を公募し、たくさんのHANDSOMUSEなみなさまから素敵なストーリーをお寄せ頂きました。
頂いたストーリーはピックアップの上、順次掲載させて頂いています。

ご応募下さったみなさま、ありがとうございました。
公募は既に締め切っていますが、大変多くの反響を頂きましたので、今後も企画を検討いたします。

Story02

ハンサムとは言わないけれど、崩壊から再生しようとしている自分の人生を手に入れた喜びを。
そして初めて会ったにもかかわらず全力でサポートしてくれた友人に感謝してここに書きます。

36歳、夫から「離婚しよう」と言われた。
今思えば夫に尽くすことが当たり前で、全てを夫の価値観に合わせてきたことで依存し、いつの間にか自信と自分らしさを失っていた。
当然のように当時の私は離婚に猛反対し、「ダメなところは直す」とさらに夫に合わせようとしていました。
36年間築き上げてきた自分のポジションなるものが崩れそうになった時に、親友が紹介してくれたその女性。
初めて会ったにも関わらず5時間、ずっと私の話をただただ聞いてくれた。
そこから今までの私を「終わらせる」長い旅が始まりました。
「終わらせなければ始まらない」。人は、今あるものを手放さないと、結局今あるものと新しいものが混ざりあうだけで変わらない。始めることができない。
それを教えてくれたかけがえのない仲間。その感謝は、自分が変わることで返すしかないのだろう。
夫との関係を終わらせることで手に入れた、新しい私の人生は、いま徐々に白紙に戻っている最中です。
そんなに人はすぐに変わらない。新しい自分になるためには、この「終わり」を味わい尽くし、丁寧に生きていくこと。

当時離婚問題に疲弊していた私は10キロ体重が減り、上昇志向で頑張ってきた仕事もままならない状態。
その時感じたことは、「頑張りすぎなくても働き甲斐がある働き方とは?」。
女性は特に結婚、出産、失病、介護などライフステージによって社会との距離が変わりやすい。
でも一時離れても、またすぐに戻れたり自分の意志があれば「働き方」はもっと自由であったらいいと感じたこと。
そこからキャリアも考え直し今は「女性の働き方」事業に関わる仕事に携わっています。

離婚から始まり新しい友人に出会うことで、今までの人生の在り方を見つめなおすきっかけができました。
「どうやって」生きるかから、「なぜ」生きるのかに力点が変わったことで、きっとこれから少しずつですが私は変わり続けるでしょう。
30歳を越えたら人は変わらないという。けれど30歳を超えたからこそ、限界が見え大きく変わらざるを得ない時が来ます。その時に伴う痛みをきちんと味わうことに向き合い、人はさらに大きな目標を抱けるようになるでしょう。
「終わりの始まり」。
これからの私の人生が楽しみです。
そして自由に、頑張りすぎることなく日本の女性が輝く社会が間もなくくるだろうことを切に祈って。


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