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YOUR HANDSOMUSE STORY


ベルシオラは、半歩先を歩もうとする女性とともにあることを大切にしています。

そのため、「自分の人生を半歩先に進めた転機とそこに至るまでの過程や想い、
または半歩先の夢に向かっての決意や目標」を公募し、たくさんのHANDSOMUSEなみなさまから素敵なストーリーをお寄せ頂きました。
頂いたストーリーはピックアップの上、順次掲載させて頂いています。

ご応募下さったみなさま、ありがとうございました。
公募は既に締め切っていますが、大変多くの反響を頂きましたので、今後も企画を検討いたします。

Story13

首元に光るゴールドの小粒のダイヤモンドのネックレス、耳元に光るダイヤモンドのピアス。
大学生だった20歳の頃に、ドキドキしながら開けたピアスの穴。社会人になってからは、シルバーのピアスをデザイン重視で付けていた。
30代になってからは、ピアスを付ける習慣が自然になくなっていた。
着飾ることよりも着心地のよさやリラックス感を求めはじめた30代のはじまりだったように思う。ネックレスは相変わらず好きで付けていた。

33歳で結婚。35歳で出産。幼な子がいるとネックレスは付けられない。
でも、たまにネックレスを付けたくなる。幼な子にひっぱられてちぎれてしまったネックレスは数知れず。ネックレスをつけることも諦めた。
ピアスはもう何年もつけてないし、持っていたピアスも手放した。私には必要のないものと思っていた。
育児と夫の転勤する先々での生活に必死だった。髪もショートにコンタクトも眼鏡にした。

そんな日々の中、私は体調を崩した。
初めての育児や睡眠不足で電池が切れたように。実家で1か月間、静養した。育児はおろか家事もままならない自分が頼りなくて、涙がでた。
実家での生活が1か月が過ぎようとした時、夫が私に小さな箱を渡した。それを開けたら、小粒のダイヤモンドのついたゴールドのネックレスだった。キラキラと美しくて涙が溢れ出た。今の私にはもったいないと思うような輝きを放っていたけど、母につけてみたら?と言われて付けてみた。
すると、顔がぱっと明るくなったのだ。まるで、スポットライトが当たっているように!

夫の気持ちが嬉しかったし、ダイヤモンドの持つ不思議な力によってもう一度輝けるような気がした。
不思議とそのネックレスは、子供は引っ張らなかった。今でも健在である。
そしてアラフィフになった今は、ピアスのおしゃれも楽しんでいる。自分への労いにはピアスを!大学生の時に開けたピアスの穴は塞がらなかったのだ。久しぶりに買ったのは、小粒のダイヤモンドのピアス。私の誕生石。私に力と輝きをくれ、お守りのような存在だ。
自分が歩んだ時間をぎゅっと凝縮したような石、ダイヤモンド。
これからもずっとそばにいて欲しいと思っている。


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