ふと、自分が生まれ今まで大きな病気もせずに生きてきた38年を走馬灯のように振り返ってみた。
その時はあまり感じていなかったが、今思えばこれは転機だったと思えることが2つある。
1つは転職活動をしていた時のことである。
最終面接までいき、ぜひ来ていただきたいと言っていただいたことがあった。
しかしその時の私は今の会社で1つ昇進をした時であった。年齢も30歳で、このままでいいのか?と漠然と悩んでおり、転職活動をしていたのである。結果は今の会社に残ることを選び、現在は更に1つステップアップしている。あの時の自分の直感、決断は間違っていなかったと言えると思う。
隣の芝生は青く見えるという言葉があるが、妄想をすれば別の道もあったあもしれない。しかし今まで自分で選んできた道を自信を持って、誇りを持ちたいと思っている。
2つめはちょうど今であるような気がしている。
30代は色々な変化があったが、きっと40代も色々とありそうな予感がしている。そんな40代を迎えようとしている今、2020年という激動の年を過ごしている今、地の時代から風の時代へと移り変わる時に生きている今・・・。
少なからず今までは、家では両親に、会社では上司や周りの人達に喜んでもらえるような選択肢を選んできたことが多い。
それが悪いわけではないが、これからは自分がやりたいこと、素直に喜べること、心地よいことを選んでいきたいと思っている。それは、日々の食事、身に着けるもの、家の環境、友人、会社、行きたい場所、やりたいこと・・・挙げていけばきりがないくらい取捨選択することが毎日、毎瞬あると思う。
様々な災害などを体験してきた世代であるため、明日は我が身という言葉が身に染みている。
何が起きても大丈夫なように備えは必要であるが、何が起きても楽しめるという心持があれば、どこにいっても、どんな状況でも生きていける気がする。
こんな気持ちを持って、第2の人生の転機を迎え、これからの「わたしらしい人生」を歩んでいきたいと思っている。