28歳の時、フリーランス歯科衛生士として会社を立ち上げ奮闘した4年後、全く畑違いのお仕事を紹介されました。外資金融での営業の仕事でした。
契約社員からのスタートだし、何故わたし?と思いましたが、歯科業界でしか働いたことのない自分には、不安よりもチャレンジしてみたい!という思いがすぐに勝りました。当時自分と契約していたクリニック7社に報告し、会社を閉鎖する手続きを急ピッチで進めました。声をかけてくださった今も同じチームの先輩の口説き文句が今思えば、さすが、営業!と納得です。7万ある歯科クリニックではなく、日本の37万社存在する経営者を相手にビジネスしませんか?…これが4年前の34歳のとき。
まだ見ぬ新たな世界に飛び込む何とも言えないドキドキが蘇ります。スーツやバックや靴など、一流企業の1人として恥じないようにしようと気張っていたのを覚えています。
初めての企業勤め、外資ならではの働き方に感動したのと同時に結果に対する厳しさと常に自分は何のために何をするのか?というリーダーシップを求められる環境に感銘を受けました。
現在入社5年目、有難いことに沢山の上司やチームメンバーや他部署からも支えられて順調に昇進を重ねました。キャリアについて常に問われ、自分自身も悩みが多い今日この頃。
今後更なるキャリアアップを求められているが、
自分の心は何だかしっくりこない…
ガムシャラに働きすぎて、自分の楽しみに向き合っていなかった。将来のパートナーがほしいとやっと心から思っている今です。そんな矢先に出会った6歳年下の彼は、海外が拠点で現在はスペイン在住。
彼のキャリアアップも考えると日本では仕事をする気はないと。そう、また転機が訪れているのです。
キャリアを積んだ今の会社を辞めてスペインへ行くのか、自分のキャリアを優先するのか…
30歳過ぎてから一般的には結婚するのが難しいと言われ、どうしたらいいんだろう。と悩むことが多かったのですが、ある日テレビでベルリッツの内永さんが仰った一言に勇気をいただきました。
女性は仕事も結婚も子供産む含め人生というフルコースを自分で選ぶことができる。
もっと欲張っていいんだ!と何かを諦めるではなく、ぜーんぶ選んで良し!というマインドがその時から私の中にあります。
この先どんな選択をしてどうなっていくか未知ですが、自分を幸せにできるのは自分だけ。
自分のチョイスを信じます!
自分が一番自分の味方で信頼し、
これからの人生、もっと自信を持って歩んで行きたいと思います。